(続)小さいお子様の歯の矯正

永久歯がはえ始める6、7歳で予防的に矯正治療を始める事があります。
どのような場合に行うかというと、成長発育に問題をきたしそうな場合や、後からはえてくる永久歯に悪影響が起こる場合、はえてきた永久歯の位置が極度に悪い場合、また、小児の適切な時期に治療することで、永久歯の矯正治療が必要なくなる可能性が高い場合、将来歯を抜かないで治療できる場合です。

■成長発育に問題をきたしそうな場合とは・・・。
・受け口
・極度の出っ歯
・顎を左右どちらかにずらして咬む
・咬んだ時に前歯がまったくあたらない(開咬)  等

早期に治療を開始する事で、抜歯をせずに矯正治療を行う可能性を高められるケースもあります。この場合親知らず以外の歯は抜かずに治療することが可能です。
「抜歯をする」「抜歯をしない」というのは、「治療のゴールをどこにおくか」という事も重要になります。各々のメリット、デメリットの説明を受け、納得されたうえで治療をされることをお勧めいたします。

子どもの矯正(小児矯正)は、ヨーロッパをはじめ欧米では古くから取り入れられている治療方法です。

小児矯正は、あごの骨のバランスや大きさを整える1期治療(骨格矯正)と歯の位置を整える2期治療(歯列矯正)からなる2段階治療です。

とくに1期治療は、あごの骨がまだ柔らかく、これから成長していくお子さまだからこそできる治療です。

このことでなるべく大人の歯を抜かないで歯並びを整えることができます。
さらに、1期治療であごの骨を整え大人の歯がきちんと並ぶ土台ができるため、2期治療そのものが必要ない場合もありますし、多くの場合、部分的な歯列矯正で済んでいます。
もちろん、すべての歯並びの問題が小児矯正の適応ではありません。永久歯が生えそろってから、成長が止まってから治療した方がいい場合もあります。






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